リザレクティア(Resurrectia / 复苏帝亚)

復活都市リザレクティアは、リザレクトの王都である。
古くはグロッフと呼ばれた都市で、残存する旧人類の肉体の主要な保管地でもある。
完全戦争ではエグゼクト軍による3度の総攻撃を受けた戦略的中枢である。

プロフィール

項目内容
種別都市(リザレクト王都)
正式名復活都市リザレクティア
旧名グロッフ
所属リザレクト
重要度完全戦争の主戦場・旧人類の肉体保管地

名称の変遷:グロッフからリザレクティアへ

リザレクティアは、古くは「グロッフ」と呼ばれていた。少なくとも AD2325(ブリアード ガットスレイヤーによる第四次ガット討伐戦の時点)には「グロッフ」の名で記録されている。AD2364 にシェラルド・グペインが変異した「グロッフ和平式典」も、この都市を舞台としている。

「リザレクティア」への改名がいつ行われたかは、記録に明確には残っていない(MC暦への移行前後、あるいは完全戦争の勃発前後とみられる)。

城門

リザレクティアの門は三つである。北に門はない——山脈がそのまま壁となっており、その最奥にヴァリス・マリネリス(人類肉体保管庫)が眠る。

方角内容
イシディス門正門。人と物で年中ごった返している
シルチス門西スフィアエッグをはじめ地方へと続く街道が延びる
エリシウム門「開かずの門」。三つの門でいちばん手薄で、守備は閑職とされていた

見上げるほどの城壁が都市をぐるりと囲み、建国このかた敵の侵入をただの一度も許したことがなかった。ディアスポラ(AD2366)の一度きり開かれた東門を除けば、エリシウム門は七十年あまり閉ざされたままだった。

命名の由来

門はもともと「東門」「南門」といった呼び名しか持たなかった。AD2366年ガイストダイン事件(AD2364)の責を負わされた者たちが、追放ではなく「開拓団」という名目で東門から荒野へ送り出された。このとき、彼らがせめて楽園へたどり着けるようにとの願いを込めて東門が「エリシウム門」(エリシウム=古い言葉で「楽園」)と名付けられ、正門と西門にも同時に名が付いた。

開閉機関

各門の開閉は、分厚い装甲の奥に収められた開閉機関のスイッチで行う。東門の開閉機関はエリシウム門の守備隊が担当していた。

完全戦争での攻防

リザレクティアはエグゼクトの主たる攻撃目標であり、完全戦争の期間に3度の総攻撃を受けた。

第一次リザレクティア総攻撃(MC0033)

ゼノヴァ率いるエグゼクト軍による最初の総攻撃を、リザレクト軍が撃退した。

第二次リザレクティア総攻撃(MC0037)

リザレクト軍の失策により、リザレクトに所属する KG に犠牲者が出た。これを機にリザレクトから離反するKGが続出し、軍事的な勝敗以上に陣営内部の動揺が深刻な打撃となった。

第三次リザレクティア総攻撃(MC0040)

内通者の裏切りによって防護壁が破られ、リザレクティアに残存していた旧人類の肉体の80%が失われた。肉体回帰を存在意義とするリザレクトにとって、その物理的基盤を大きく損なう決定的な損失となった。

エグゼクト軍は最下層の貧民街=ギチの巣穴から市内に湧き出し、略奪も破壊もせず一直線に東門エリシウム門の開閉機関へ殺到した。守備隊は一度開きかけた門を閉門スイッチで押し戻すが、閉じきる寸前の隙間にエグゼクスヴァーダイン死電粒子砲が突き刺さり、東門は内側へ弾け飛ぶ。十年ぶりに姿を現したゼノヴァの巨竜を先頭に、エグゼクト軍が王都へ雪崩れ込んだ。

同じ総攻撃をヴァリス・マリネリス側の視点で描いたのが第27話「光り輝く至宝」である。リザレクト二代目国王ローガスガルガンチュアケルバーダイン「クロノス」が光の濁流に押し流され、保管庫の壁に大穴が開く。

戦略的意義

  • 肉体保管地 — 残存する旧人類の肉体(リザレクトの存在理由)の主要な保管場所
  • 王都 — リザレクトの中枢都市
  • 完全戦争の主戦場 — エグゼクトの「肉体滅却」という目的の主標的
  • 防衛部隊の機体 — 古くからブリアードと決まっており、その信頼は「もう信仰に近い」と語られる。中央公園には初代ガットスレイヤーの記念碑が立つ

正確な地理的位置や都市規模、ローガス国王の在所であるか否かなど、詳細は記録に十分に残っていない。

記録

制作背景

  • 「Resurrectia」は勢力名 リザレクト(Resurrect=復活)に地名接尾辞を付した造語で、肉体回帰を掲げる勢力の王都にふさわしい命名になっている。

関連項目

外部リンク